楽天証券が確定拠出年金(iDeCo)に参入!SBI証券を一歩リードか?

もし何かのご参考になりましたら、SNSでシェアして頂けたら嬉しいです。

ネット証券で個人型確定拠出年金(iDeCo)へ参入していたのはSBI証券のみで、その他は大手都市銀行や地方銀行、大手証券会社、生損保保険、ゆうちょ銀行などの金融機関でしか利用できませんでした。

そのためコスト競争も起きておらず、選ぶならSBI証券とスルガ銀行の一騎打ちだったのですが、2017年の法改正を前に楽天証券も参入してきましたので内容を確認してみました。

参考 SBI証券の個人型確定拠出年金については下記の公式サイトを確認してみてください。

>> SBI証券 確定拠出年金積立プラン(個人型401K)

個人型確定拠出年金(iDeCo)とは?

確定拠出年金とは、「運用する金融商品(定期預金や投資信託)を自分で選び、その商品に毎月拠出し、その運用結果を老後に受給金として受け取る年金の制度」のことです。

確定拠出年金には、企業が導入し従業員のために掛金を支払ったり、企業・従業員ともに掛金を支払う「企業型」と、個人が任意に加入し掛金を支払う「個人型」があります。

楽天証券が参入したのは個人型確定拠出年金(iDeCo)となりますが、個人型確定拠出年金はには下記の節税効果があります。

  1. 毎月の掛金が100%全額所得控除となる
  2. 運用時の利息や分配金、売却益などの課税もゼロ
  3. 受け取るときも「退職所得控除」「公的年金等控除」で税制が優遇される

2の運用時の利息や分配金、売却益は通常であれば20%課税されるのに対して0%とNISAと同様の節税効果がありますよね。

参考 初心者のNISA口座入門!メリット、デメリットを理解して有効に使おう!

でも一番注目したいのは1の毎月の掛金が全額所得控除となる点で、所得税の課税所得が減額される点です。

例えば課税される所得額が600万円の方が、毎月2万円を拠出したとすると下記のような税金計算上のメリットがあることになります。

  • 所得税:24万円(1年間の拠出金額)×20%(税率)=4万8千円
  • 住民税:24万円(1年間の拠出金額)×10%(税率)=2万4千円

合わせて年間で24万円拠出すると7万2千円もキャッシュバックをうけられることになるので、これだけで年率30%の利益が確定するのと同じ効果を得られることができます。

年率30%の利益が確定しているってことは、例えば20年間、毎月2万円を拠出したとすると投資した商品の成績にかかわらず144万円の利益が確定ということですので、ものすごいメリットがありますね。

また2017年1月より、確定拠出年金法が改正され、加入できる対象の方が大幅に拡大されます。

sisan-rakuten-ideco1

(引用元:厚生労働省HP

★印のところが2017年より新たに加入できるようになる部分ですが、専業主婦の方や企業年金に加入してる方も加入できるようになるとのことで、かなりの方が加入対象となることで、ひそかに盛り上がりを見せてます。

この表にも書いてありますが、条件により拠出限度額が決められてますので、いくらでも拠出可能ではない点は注意してください。

参考 個人型確定拠出年金のデメリットにてついては下記も参考にしてみてください。

⇒ 個人型確定拠出年金のメリット・デメリットは?年利30%の投資手法?

楽天証券の確定拠出年金のコストは最安値?

確定拠出年金は大きく分けて下記の手数料が必要となります。

  • 加入時手数料
  • 口座管理手数料

加入時手数料

加入時手数料は国民年金基金連合会に、どの金融機関でも初回に2,777円を支払う必要があります。SBI証券はこれに運営管理機関(SBI証券)に対して別途1,080円必要となります。

他の金融機関ではほとんど国民年金基金連合会への費用だけなので、SBI証券のこの費用は非常に無駄な感じがしますね

(※今はキャンペーン期間でこのコストは無料となっています)

口座管理手数料

口座管理手数料は、国民年金基金連合会に毎月103円、事務委託先金融機関(信託銀行)に毎月64円程度の費用を支払う必要があり、これはどの金融機関でも共通です。

口座管理手数料はこれ以外に、運営管理機構に毎月支払う必要がありこの金額は金融機関によって異なっていて、

  • 東京三菱UFJ銀行:378円
  • 野村証券:342円
  • ゆうちょ銀行:370円

と、ほとんどの金融機関で300円から400円くらいかかるのですが、SBI証券は年金資産残高50万円以上なら無料、スルガ銀行は資産に関係なく無料となっていましたが、楽天証券では年金資産残高10万円以上なら無料と、かなりSBI証券を意識した値付けをしてきました。

実際投資できるファンドで信託報酬が割高なスルガ銀行は除外すると、楽天証券がSBI証券の条件を抜き手数料が最安値となります。

さらに、年金資産残高が10万円未満でも2017年末までは口座管理手数料が無料になるキャンペーンをやっています。

これによって、ほとんどの方が今から積立を始めれば口座管理手数料をかけずに、運用することができます。

金額は小さいかもしれませんが、こういうちょっとした自分の行動でコストを削減させるコスト意識が資産運用では最終的なリターンに跳ね返ってきますよ

楽天証券は通常の楽天証券の口座で証券資産と年金資産が1つのIDで管理できます。

>>  楽天証券 (通常の口座開設で確定拠出年金が利用できます)

投資できるファンドってどんなのがある?

確定拠出年金では、各金融機関が定めた金融商品にしか投資ができないので、投資できる金融商品は重要です。

楽天証券で投資できる金融商品は下記となります。(2016年10月15日時点)

資産クラスファンド名インデックスファンド実質的な
運用管理費用(税込)
国内株式三井住友・DC日本株式インデックスファンドSTOPIX
(配当込み)
0.2052%
たわらノーロード日経225日経平均0.2106%
iTrust日本株式0.9612%
MHAM日本成長株ファンド
<DC年金>
1.6740%
フィデリティ・日本成長株・ファンド1.6524%
国内債券たわらノーロード国内債券NOMURA-BPI総合0.1620%
明治安田DC日本債券オープン0.6480%
国内REIT三井住友・DC日本リートインデックスファンド東証REIT指数
(配当込み)
0.2808%
野村J-REITファンド
(確定拠出年金向け)

(参考指標:東証REIT指数
(配当込み))
1.0260%
海外株式たわらノーロード先進国株式MSCIコクサイ・インデックス
(円換算ベース、配当込み)
0.2430%
インデックスファンド
海外新興国(エマージング)株式
MSCIエマージング・マーケット・インデックス
(円ベース)
0.5940%
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド
(DC向け)
1.4580%
iTrust世界株式0.9612%
海外債券たわらノーロード先進国債券シティ世界国債インデックス
(除く日本、円ベース)
0.2160%
たわらノーロード先進国債券
(為替ヘッジあり)
シティ世界国債インデックス
(除く日本、円ベース)
0.2160%
みずほUSハイイールドファンド
<DC年金>
1.5120%
海外REIT三井住友・DC外国リートインデックスファンドS&P先進国REIT指数
(除く日本、配当込み、円換算ベース)
0.3024%
国内外株式セゾン資産形成の達人ファンド1.5500%
コモディティステートストリート・ゴールドファンド
(為替ヘッジあり)
0.8860%
バランス型セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド0.7200%
三井住友・DC世界バランスファンド
(動的配分型)
1.2856%
三菱UFJ DCバランス・イノベーション
(KAKUSHIN)
0.6480%
投資のソムリエ
<DC年金>
1.1880%
ターゲットイヤー楽天ターゲットイヤー20300.9170%
楽天ターゲットイヤー20400.9270%
楽天ターゲットイヤー20500.9270%

なんといっても注目は、今まで直接販売しかしていなかったセゾン投信の優良ファンド2つと、たわらノーロードシリーズが購入できる点ですね。

セゾン投信のバランス型ファンドである「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は資産残高1,000億円を超える大人気のバランス型ファンドで、株式と債券の比率が50:50で世界30ヶ国以上の株式と10ヶ国以上の債券に分散投資ができるファンドです。

参考 大人気!セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの評価

また、もう一つのファンド「セゾン資産形成の達人ファンド」は日本・先進国・新興国の株式市場に分散投資ができるファンドで、第三者の外部機関からも数多くの賞を受賞していて高く評価されている数少ない優良アクティブファンドです。

参考 セゾン資産形成の達人ファンドの評価・特徴は?優良アクティブファンド!

両ファンドともに成績が良く、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は2008年のリーマンショックで大暴落を経ても積立投資なら年率平均約6.3%と好リターンな成績で、「セゾン資産形成の達人ファンド」も同一の期間で積立投資は年率平均約13.2%とアクティブファンドの強みが十分出ているファンドです。

参考 セゾン投信の利回りは?一括投資、積立投資してたらどうなってた?

それ以外にも、超低コストインデックスファンドであるたわらノーロードシリーズの「たわらノーロード日経225」「たわらノーロード国内債券」「たわらノーロード先進国株式」「たわらノーロード先進国債券」「たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)」が購入できます。

参考 たわらノーロード日経225の評価・評判!投資家からの人気は?

参考 たわらノーロード国内債券の評価・評判!低額の積立投資で人気!

参考 たわらノーロード先進国株式の評価・評判!投資家からの人気は?

このような低コストインデックスファンドに投資できるのは将来のリターンが大きく変わってくるので、投資するに値する商品ラインアップではないでしょうか。

まとめ

2017年1月法改正が行われ、加入できる方が大幅に拡大する確定拠出年金は、確実に年率30%のリターンが約束されているため是非とも活用したい制度です。

確定拠出年金は今ままではSBI証券とスルガ銀行の一騎打ちという感じでしたが、手数料、投資できるファンドの内容を考えても、両社よりも一歩先行くサービスを展開しています。

手数料、商品のラインアップという点でかなり充実しさせた楽天証券の個人型確定拠出年金は非常に有力な候補で、そもそも個人型確定拠出年金での節税効果は年率30%と非常にメリットが大きいので、是非加入することを検討してみてください。

投資信託ではなくてもみずほDC定期預金(1年)といった元本保証の商品もあるので、ちょっと投資信託が怖いなと思うのであれば、節税効果の年率30%の節税効果だけを受け取ることもできます。

楽天証券は通常の楽天証券の口座で証券資産と年金資産が1つのIDで管理できます。

年金資産残高が10万円未満でも2017年末までは口座管理手数料が無料なので、2017年1月から2万円を拠出すれば口座管理手数料が無料で利用することができます。

>>  楽天証券 (通常の口座開設で確定拠出年金が利用できます)