外貨預金で金利が一番いいのは?金利だけでなく手数料も比較!

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日本国内の三大メガバンクでの普通預金や定期金利がほぼ0に近い状態の中、各金融機関の外貨預金は高金利となっていて魅力的に思えます。

外貨預金を始めるのに金利が一番いいのはどこの金融機関なのか、また手数料も含めてどこを選択するのがいいのか比較してみました。

外貨への投資はFX(レバレッジ1倍)で投資することもできますので、それも含めて比較してます。

参考 FXのレバレッジについては下記も参考にしてみてください。

⇒ FXのレバレッジって?1倍でも借金することはあるの?

外貨預金の金利はなぜ高いの?

外貨預金は日本円を米ドルやユーロなど外国の通貨を購入して、外貨で預金することです。

一般的に各国の政策金利がそれぞれの通貨の預金金利に反映されるため、政策金利が高ければ、その国の通貨の外貨預金金利は高くなる傾向があります

日本の政策金利はほぼ0%となっているため、日本円を売り外国通貨を購入することによって各国との政策金利の差が外貨預金の金利となるため、外貨預金の金利は総じて高い状態となっています。

主要な国の政策金利の推移は下記のようになっています。

トルコリラ(8%)と南アフリカランド(7%)が突出して高い政策金利となっていて、過去高金利通貨の代表格であった豪ドル(1.5%)やNZドル(1.75%)の政策金利は下降傾向で、米ドル(1%)が緩やかながら上昇傾向にあります。

※上記の金利は2017年4月現在

日本の政策金利が0~0.1%程度と考えると、日本円を売って外貨を購入すればその差分の金利を得ることができ、為替差益も得ることができます。

※購入時より円安となっていれば利益が得られますが、円高となった時には損失となります。

外貨預金の金利と手数料の比較

外貨預金の金利と手数料を比較するのに、主なメガバンク、ネット銀行、FX会社(レバレッジ1倍)を比較してみました。

外貨預金の普通預金金利比較

金融機関米ドル豪ドルNZドル南アフリカ
ランド
トルコリラ
東京三菱
UFJ銀行
0.2%0.3%0.3%
三井住友銀行0.2%0.3%0.3%
ジャパン
ネット銀行
0.25%0.3%0.4%3%
ソニー銀行0.25%0.3%0.3%3%
住信SBI
ネット銀行
0.02%0.3%0.4%1.6%
楽天銀行0.01%0.5%0.75%3%
SBI FXトレード
(レバレッジ1倍)
1.09%1.69%1.87%6.01%9.95%
ヒロセ通商
(レバレッジ1倍)
0.03%2.17%2.81%6.44%9.5%
※2017年5月時点

※FXは2017年5月調査時点のスワップポイントより算出

外貨預金の定期預金(1年)金利比較

金融機関米ドル豪ドルNZドル南アフリカ
ランド
トルコリラ
東京三菱
UFJ銀行
0.5%0.6%0.66%
三井住友銀行0.4%0.8%0.95%
ジャパン
ネット銀行
0.92%1.35%1.4%
ソニー銀行1.2%1.01%1.1%6.05%
(6ヶ月)
住信SBI
ネット銀行
1.2%2%1.8%6.2%
楽天銀行1%1.8%2.6%6%
SBI FXトレード
(レバレッジ1倍)
ヒロセ通商
(レバレッジ1倍)
※2017年5月時点

外貨預金の手数料比較

外貨預金の手数料は下記となります。

金融機関最低取引数量片道取引手数料
(米ドル円)
片道取引手数料
(豪ドル円)
片道取引手数料
(NZドル円)
片道取引手数料
(南アフリカ
ランド円)
片道取引手数料
(トルコリラ円)
東京三菱
UFJ銀行
1通貨25銭50銭50銭
三井住友銀行1通貨100銭250銭255銭
ジャパン
ネット銀行
1通貨
(定期は10通貨)
5銭30銭30銭15銭
ソニー銀行1通貨
(定期は10万円)
15銭45銭45銭20銭
住信SBI
ネット銀行
1通貨15銭30銭※330銭15銭
楽天銀行10通貨
※1
25銭45銭45銭30銭
SBIFXトレード※2
(レバレッジ1倍)
1通貨0.27銭0.77銭1.79銭0.99銭4.8銭
ヒロセ通商【LION FX】
(レバレッジ1倍)
1,000通貨0.3銭0.7銭1.3銭1.3銭4.9銭
※1:1ヶ月以内の短期定期は500通貨で、南アフリカランドのみ10倍
※2:トルコリラ円以外は、すべて10,000通貨までの手数料
※3:積立の場合は5銭

トータルリターン

米ドル円と豪ドル円を100万円で購入して1年後に100万円で売却したとした場合(為替変動がなかったと仮定する)、金利で得られる利子から手数料を引くと以下のようになります。(利子ー手数料×2)

金融機関米ドル豪ドル
普通預金
定期預金
(1年)
普通預金定期預金
(1年)
東京三菱
UFJ銀行
-3,000円0円-7,000円-4000円
三井住友銀行-18,000円-16,000円-47,000円-42,000円
ジャパン
ネット銀行
1500円8,200円-3,000円7,500円
ソニー銀行-500円9,000円-6,000円1,100円
住信SBI
ネット銀行
-2,800円9,000円-3,000円14,000円
楽天銀行-4,900円5,000円-4,000円9,000円
SBI FXトレード
(レバレッジ1倍)
10,846円16,746円
ヒロセ通商
(レバレッジ1倍)
240円21,560円

評価

金利が高く、手数料が安いのはFX(レバレッジ1倍)となっていて、外貨に投資するなら銀行の外貨預金よりFX(レバレッジ1倍)が最もいい条件だということがwかります

トータルリターンで赤字のところは、購入した時点で預金はマイナスとなることが確定していて、円安にならないと利益にはならないということです。

預金する方は、為替リスクを背負ってお金を預けているのに、銀行側は円高になろうが円安になろうが為替手数料は入ってくるし、例えば米ドル円であれば政策金利差は0.9%程度あるので、ジャパンネット銀行などで0.25%の金利となっていますが、その差分である0.65%は銀行の利益ということになります。

銀行側からすれば、預金額が大きくなればなるほど、期間が長くなればなるほど利益が積み増されていき、円高でも円安でも利益を得られるという銀行にとっておいしい商品です。

定期預金金利は政策金利の差分以上の利回りとなってますが、それでも為替手数料の利益は必ず入るので、銀行としても利回りを多少高くしても利益になるということです。

外貨預金はやはりFXを利用するのがもっともトータルリターンがよく、銀行の外貨預金は外貨ベースでの元本補償なので、日本円に交換した時点では結局為替リスクはFXも銀行の外貨預金も変わりません。

参考 外貨預金・外貨MMF・FXを8つのポイントで徹底比較!最もお得なのは?

FXはなんとなくリスクが高そうと思うかもしれませんが、リスクが高くなるのはレバレッジをかけて取引をするからで、レバレッジ1倍であれば外貨預金とリスクは変わりません。

参考 FXのレバレッジって?1倍でも借金することはあるの?

それでも、銀行の外貨預金の方が安心だと思うのであれば、金利だけでなく為替手数料を必ずチェックし、メガバンクは非常にコストが高いので、外貨預金で利益を出すのはハードルが高いので、まだ為替手数料が割安なネット銀行で取引するほうがましです。

どの通貨でも比較的割安なのは、住信SBIネット銀行で米ドル円に関してはジャパンネット銀行が結構低コストとなっています。

>>住信SBIネット銀行 外貨預金(公式サイト)
>>ジャパンネット銀行(公式サイト)

ただ、外貨定期預金は1年間売買ができないので、定期満了の時にたまたま値が上がって(円安)利益が出ていればいいですが、値が下がっていた場合には円に戻したときには損失となっていると思うので、そのまま外貨普通預金(金利がかなり下がります)で利益が出るタイミングを待つか、また外貨定期預金にして定期満了の時に値が上がっているのを祈るかといった選択となるのであまりおすすめできません。

それに、定期預金に預けている間に政策金利が上昇しても、その上昇分が反映されないので、金利が日々反映されるFXの方がお得です。

参考 FXでどの通貨でも金利が高い(実際にはスワップポイント)のがSBI FXトレードで外貨の自動積立もできます。もちろん口座開設・維持費は無料です。

>>SBIFXトレード(公式サイト)

外貨投資で考慮したいポイント

銀行の外貨預金は、手数料が割高なのでおすすめできませんが、外貨への投資自体は必要で、日銀がインフレ目標を2%としているので物価が毎年2%上昇してしまうと日本円を保有して何も運用をしていなければ毎年2%資産が目減りしていってしまいます

そのため、外貨投資自体は必要だと考えていますが、外貨投資を始めるにはどのような点に注意する必要があるでしょうか?

一括投資と積立投資どちらがいい?

一括投資で利益が期待できるのは、投資する対象が右肩上がりが期待できる商品となりますが、為替に関しては右肩上がりで成長するとは限らない商品です。

とすると、一括投資して円安を期待する投資はそれなりにリスクがあると思うので、ドルコスト平均法を使って時間分散した積立投資の方がリスクは低減できます。

銀行の外貨預金では自動積立に対応している銀行もありますが、FXでもSBI FXトレードが外貨の自動積立に対応しています。

参考 外貨預金に代わるおすすめサービス!積立FXとはどんな機能?

外貨を分散したほうがいい?

一般的に資産を一つの投資対象に集中させるより、複数の投資対象に分散させる方がリスクが低減されるので、外貨投資も外貨を分散させた方がリスクは低減できます。

そのため値動きが異なる複数の通貨に分散投資させるのが理想的ではありますが、世界の基軸通貨で緩やかながら金利上昇傾向となっている米ドルからはじめるのがおすすめです。

米ドル円を中心として、国債の格付けがトップレベルで比較的利回りが高い豪ドル、NZドルなどがおすすめです。

地域を変えてユーロや英ポンドというのもありますが、分散投資としてしては意味ありますが金利が低いので無理に投資する必要もないかと思います。

トルコリラや南アフリカランドは、高金利で非常に魅力的ですが値動きも激しく、初めてやるにはリスクが高いので、投資するにしても比率を低くしておくことが重要です。

まとめ

日本国内の三大メガバンクでの普通預金や定期金利がほぼ0に近い状態の中、各金融機関の外貨預金は高金利となっていて魅力的に思えます。

ただ、銀行の外貨預金は、為替変動がないと仮定した場合、金利以上に為替手数料の負担が大きく、外貨を購入した時点でマイナスからの運用となり、投資する側が不利な商品なので投資をするのはおすすめできず、FX(レバレッジ1倍)に投資した方がリスクも変わらず、トータルリターンも大きくなります。

FXはちょっと不安という方は、せめてメガバンクではなくネット銀行の外貨預金にした方が為替手数料が低コストです。

どの通貨でも比較的手数料が割安なのは住信SBIネット銀行で、米ドル円に関してはジャパンネット銀行が結構低コストとなっています。

>>住信SBIネット銀行 外貨預金(公式サイト)
>>ジャパンネット銀行(公式サイト)

外貨預金は、外貨ベースでの元本補償なので日本円に交換した時の為替リスクはありますし、円預金とは違ってペイオフの対象でもありませんので、FX(レバレッジ1倍)で取引するのに比較してメリットがありません。

参考 外貨預金・外貨MMF・FXを8つのポイントで徹底比較!最もお得なのは?

また、FXではレバレッジをかけられるので、2~3倍程度までであればそれほどリスクも高くなく取引ができ、金利はその分2~3倍となりリターンを増やすことも可能です。

参考 FXでレバレッジをかけた場合の利回りについては下記も参考にしてみてください。

⇒ 米ドル円のスワップ狙いの積立投資ってどう?利回りはどのくらい?

⇒ 豪ドル円のスワップ狙いの積立投資ってどう?金利が低下しうまみがない?

⇒ NZドル円のスワップ運用ってどう?中長期運用するなら一番の本命か?

⇒ 南アフリカランド円のスワップ投資を安全運用した時の利回りは?

⇒ トルコリラのスワップ金利は高いけど投資して大丈夫?今後の見通しは?