SPDR S&P500 ETF(1557)の評価!世界最大ETFの分配金(配当金)は?

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米国の代表的な指標であるS&P500に連動し、世界最大の純資産残高を誇るETFがSPDR S&P500 ETF(1557)です。

純資産残高は約25兆円で1993年に米国で上場し20年以上運用されている世界で最も有名なETFです。

東証には2011年に上場しているので国内ETFとして売買が可能ですが、どんなETFなのか内容を確認してみました。

SPDR S&P500 ETF(1557)の基本情報

基本情報

分類 国内ETF
ファンド籍 米国
ベンチマーク S&P500
信託報酬 0.0945 %
売買手数料 証券会社による
カブドットコム証券なら無料
売買単位 1株
最低購入金額 26,140円
決算 年4回(3・6・9・12月)
償還日 無期限(東証上場日:2011年3月24日)
純資産総額 約25兆911億円

組入上位銘柄

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配当金・分配金

過去の分配金実績は下記の通りで、分配金利回りは2.12%です。

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分配金狙いというよりはS&P500の成長性に期待し長期保有して売買差益を狙う投資となります。

参考 中長期の資産形成のためには配当金・分配金の再投資が必要ですが、ETFは自動で再投資してくれませんので、再投資の方法については下記を参考にしてみてください。

⇒ ETFの配当金(分配金)の再投資ってどうやる?効率的なやり方は?

SPDR S&P500 ETF(1557)の評価

米国のS&P500をベンチマークとしたETFで、世界最大の純資産残高25兆円を誇り、1993年に米国で上場し全米一、歴史が長く20年以上運用されているETFです。

S&P500は世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏が以下のような発言をして話題になりました。

妻への相続のための信託で「現金の10%を政府短期債で、残り90%はS&P500のインデックスファンドで運用するよう指示しました(超低コスト投信で知られるバンガード社の投信を勧めます)。こうした方針をとることにより、高額な手数料をとる運用者を抱えている他の投資家よりも、長期では優れた結果を残せると確信します」

このようにS&P500への投資は今後も成長が期待できるインデックスの一つです。

ただ、SPDR S&P500 ETFはちょっと注意が必要で、国内ETF(東証に上場している)なのですがファンド籍が米国でJDRではないので分配金の課税の仕組みがちょっと複雑です。

  • 米国で10%の軽減税率にて源泉徴収
  • 日本国内で所得税15.315%+住民税5%=20.315%が源泉徴収
    (復興特別所得税含む)

参考 ETFとJDRの違いって?複雑な分配金に対する税金をまとめてみました!

例えば、当ETFを100口保有していて分配金が1ドル(1口当たり)とすると100ドルの分配金がもらえますが(ドル円を100円とする)、

  • 米国での源泉徴収:100ドル×10%=10ドル
  • 日本での源泉聴取(所得税):9,000円×15.315%=1,378円
  • 日本での源泉徴収(住民税):9,000円×5%=450円

上記のようになるので実際は、9,000円ー1,828円=7,172円となります。

ただ、米国、日本との二重課税となるため、確定申告をすることによって「外国税額控除」を受けることができ一定額を所得税額から差し引くことができます。

参考 外国税額控除については下記のサイトでわかりやすく説明してくれています。

【2016年確定申告】外国税額控除の完全攻略ポイント5つ

SPDR S&P500 ETFを国内ETFではなく海外ETF(銘柄コード:SPY)として購入することもできますが、売買手数料および為替手数料がかかるので、どっちが得かは為替次第となってきそうです。

今後円安が続く想定であれば海外ETFとして購入した方が売買差益は大きくなると思いますが、国内ETFとしての購入なら為替変動は関係なく、カブドットコム証券で購入すれば売買手数料は無料です。

実際の利回りは?

運用実績

ファンド(年率) ベンチマーク(年率)
1年 +15.33% +15.43%
3年 +11.02% +11.16%
5年 +16.20% +16.37%
10年 +7.14% +7.24%
設定来 +9.02% +9.16%

※2016年9月末現在(ドルベース)

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(引用元:モーニングスター)

青がSPDR S&P500 ETF、オレンジがダウ平均、緑が日経平均で、1993年1月22日からのチャートとなっています。

評価

以前バンガード・S&P500ETF(VOO)で約6年間を調べた時には、ダウ平均よりS&P500の方が成績が良かったのですが、約24年の長期を調べるとダウ平均の方が成績が良かったようです。

単純な年率平均は17.3%といったところなのですが、上記の運用実績とかい離があります。

上記の運用実績は公式サイトの運用レポートの数値なのですが、詳細な算出方法が記載されていないので、どういう計算なのかがちょっと不明ですが、少なくともモーニングスターのETFの価格だけで計算すると年率平均は17.3%となります。

もちろんこの間には2008年のリーマンショックなどの大暴落も乗り越えての数値なので、この24年間米国の株式市場が上昇し続けているのがよくわかります。

日経平均も比較として載せていますが、米国と異なり日本はずっと横ばいだったことがよくわかります。

まとめ

米国のインデックスであるS&P500をベンチマークとするSPDR S&P500 ETFは、世界最大の純資産残高25兆円を誇り、1993年に米国で上場し全米一、歴史が長く20年以上運用されているETFです。

SPDR S&P500 ETF海外ETF、国内ETFとして購入が可能です。

海外ETFとして購入する場合

世界最大の純資産残高を誇るだけあり、米国では売買高も非常に多いので売買できないといった不安はなさそうですが、海外ETFは売買手数料・為替手数料がかかるため積立投資には向かず、まとまった金額で購入しないとメリットがあまりありません。

また購入時より売却時の方が円安になっていないと為替差益分損をすることになるので今後円安になると想定される場合には海外ETFでの購入がおすすめです。

このほかにiシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)の信託報酬は0.04%なので海外ETFとして購入するならiシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)がおすすめです。

参考 iシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)の評価!信託報酬最安値だけどどう?

海外ETF、海外株式で失敗しない証券会社選び!

海外ETFや海外株式を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

参考 おすすめネット証券比較(海外ETF、海外株式編)!手数料が安いのは?

国内ETFとして購入する場合

海外ETFとしての購入もできますが、東証にも上場しているため国内ETFとしても購入が可能なのですが、ファンド籍が米国でJDRではないので分配金の課税の仕組みがちょっと複雑なので注意が必要です。

国内ETFとして購入する場合は、米国・日本での二重課税となるので確定申告をすることによって「外国税額控除」を受けることができます。

また、国内ETFなので為替リスクがない円で購入できるというメリットがあります

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S&P500ではなくダウ平均に投資したいなら

先ほどのチャートで過去24年間という長期で見た場合S&P500より成績が良かったのはダウ平均です。

ただ、S&P500はその名の通り500銘柄に分散されるのに対し、ダウ平均は30銘柄と分散性は劣ります。

それでも過去24年間の平均年率は21.2%とかなりの高利回りですので、ダウ平均に投資をしたいなら下記も参考にしてみてください。

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