iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETFの評価!利回りは?

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iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF(EEM)は、ETFの運用シェア世界第一位のiSharesシリーズの新興国株式市場へ分散投資ができる商品です。

新興国株式市場は比較的コストがかかる資産クラスですが、iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETFはどのような内容で、今まではどのくらいの成績だったのか確認してみました。

iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF(EEM)の基本情報

基本情報

分類 海外ETF
ファンド籍 米国
ベンチマーク MSCI エマージング・マーケット・インデックス
信託報酬 0.69%
売買手数料 証券会社による
トータルコストは SBI証券 が最安値
売買単位 1株(2017年4月13日現在、
1株あたり4,253円、1ドル=109円換算)
決算 年2回(6・12月)
償還日 無期限(設定日:2003年4月7日)
純資産総額 約3兆2,437億円
上場市場 NYSEArca

国別保有内訳

業種別投資内訳

保有上位10銘柄(銘柄数:846)

配当金・分配金

分配利回りは1.70%で直近の分配金は下記のとおりです。

ETFの配当金は、投資信託と異なりファンドで儲けた利益が配当されるので、一生不労所得してもらい続けることができるのがいいですね。

参考 中長期の資産形成のためには配当金・分配金の再投資が必要ですが、ETFは自動で再投資してくれませんので、再投資の方法については下記を参考にしてみてください。

⇒ ETFの配当金(分配金)の再投資ってどうやる?効率的なやり方は?

評価・特徴

新興国の大型・中型の約800銘柄にこれ一本で分散投資ができ、MSCI エマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとする海外ETFです。

MSCI エマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとする投資信託では、「たわらノーロード新興国株式」が信託報酬0.495%と低コストですし、SBI証券なら500円から投資ができるのでこちらの方が手軽に投資がます。

参考 たわらノーロード新興国株式の評価・評判!投資家からの人気は?

同じ新興国株式に投資する海外ETFでは「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」はベンチマークが異なるので何とも言えないところもありますが、信託報酬は0.14%と格安なのでこちらも候補になります。

参考 バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)の評価・解説!

ベンチマークの違いとしては、「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」は韓国を投資対象としていることと、小型株にも投資をしているので投資対象銘柄が多いという点が異なります。

国内ETFではMSCIエマージング・マーケットIMIというMSCI エマージング・マーケット・インデックスに小型株式も含んで分散投資するインデックスをベンチマークとする「iシェアーズエマージング株式ETF(1582)」というのがあり、こちらは信託報酬は0.18%とかなり低コストなのですが、売買高が低いので流動性という点ではいまいちです。

実際の利回りは?

パフォーマンス実績(平均年率)

期間 ファンド ベンチマーク
1年 +16.55% +17.21%
3年 +0.63% +1.18%
5年 +0.21% +0.81%
10年 +2.04% +2.72%
設定来 +11.18% +11.64%

※2017年3月31日までのトータルリターン

※パフォーマンス実績は、配当金とキャピタルゲインの再投資を含む、税引前および経費差引後の数値です。

(引用元:モーニングスター)

青がiシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF、オレンジがバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF緑がS&P500でVWOの設定日である2005年3月4日からの約12年のチャートです。

評価

設定日である2003年4月7日から約14年の年率平均が11.18%で成長しているのですが、2008年のリーマンショック前後で大きく流れが変わっていて、リーマンショック前の高値まで戻しておらず新興国株式はちょっと苦しんでいて、その間にS&P500に抜かれています。

ただ、チャートをiシェアーズMSCIエマージング・マーケットETFの設定日の2003年4月7日からにすると下記のようなチャートとなります。

(引用元:モーニングスター)

青がiシェアーズMSCIエマージング・マーケットETFオレンジがS&P500で約14年間のチャートです。

こちらのチャートでは、S&P500はiシェアーズMSCIエマージング・マーケットETFより成績は悪かったということになりますが、分散している国も銘柄数も多いiシェアーズMSCIエマージング・マーケットETFはS&P500と比較すると波の上下が大きく、ハイリスク・ハイリターンであることがわかります。

また、同じ新興国株式に投資するけどベンチマークが異なる「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF」と比較してみましたが、過去12年間ではそれほど成績には差がなく若干「iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF」の方がいいという結果となっています。

まとめ

MSCI エマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとし、新興国の大型・中型の約800銘柄にこれ一本で分散投資でき、信託報酬0.69%と今となっては若干高いコストとなっているのがiシェアーズMSCIエマージング・マーケットETFです。

約14年の年率平均が11.18%と順調に成長しているかのように見えますが、2008年のリーマンショック前後では流れが変わっていて、2008年のリーマンショック前の高値を更新できておらず、ここ8年くらいは横ばいといった状態が続いています。

過去14年間で米国株式市場の代表的なインデックスであるS&P500よりは成績はいいのですが、波の上下が大きく、ハイリスク・ハイリターンである点は注意してください。

投資信託(非上場)で新興国株式に投資するなら

iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETFに投資するなら同じベンチマークで、信託報酬が0.495%と安くSBI証券なら500円から投資ができる「たわらノーロード新興国株式」がおすすめです。

参考 たわらノーロード新興国株式の評価・評判!投資家からの人気は?

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⇒ おすすめ新興国株式型インデックス投資信託(ノーロード)の比較表

国内ETFで新興国株式に投資するなら

国内ETFではベンチマークが若干異なりますが、「iシェアーズエマージング株式ETF(1582)」というのがあり、こちらは信託報酬は0.18%とかなり低コストなのですが、売買高が低いので流動性という点ではいまいちです。

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海外ETFで新興国株式に投資するなら

同じ新興国株式に投資する海外ETFでは「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」とベンチマークは異なりますが、過去12年を見る限りはあまり成績に差がないので、より信託報酬が0.14%と圧倒的に安い「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」の方が有利になる可能性は高いかと思います。

参考 バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)の評価・解説!

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